北海道トラウトパラダイス

朝４時半に起床し、高速を飛ばしていつもの場所に車を走らせる。一番乗りを目指したが、もう結構な数の車が停まっている。さすがにこれ以上早起きする元気はないなぁ。まぁ、いい場所をキープするのはあきらめよう、なんたって今日は新しいラインを試すことが目的なのだから。これまでの経験からさらに沈むラインを用意したのだ。これがあれば、底に張り付いたやる気のないアメマスも一網打尽だ。

手前まで探るためにフルシンクのシングルラインを購入したが、ダブルハンドのスペイ全盛の今時、フルシンクのシングルラインでしかもシンクレートの高いものは、どこも取り扱っていない。通販で取り寄せるのに随分と時間がかかった。

さぁ、キャステンィングだ。いつものシューティングヘッドとはちょっと感覚は違うがよく飛んでくれる。重いラインなので、簡単にフルラインが出るが、３０mじゃぁ、ちょっと距離が足りないな。ヘッドをちょん切ってシューティングヘッドにしようかな。でも、フルシンクの方が手前まで深いところを引っ張れるし、悩みどころだ…とか、思っている間に、なんとか一匹目。




この調子で二匹、三匹と思ったのだが、これが、当たりすらない。周りの常連さん達もほとんど釣れていない。うーん、日が悪かったか。数日前は結構釣れていたらしいのだが、いじめられてスレてしまったのかも。あるいは、気温の影響かな。

天気はまずまず、９時を過ぎると手袋なしでも投げられるくらいに気温は上昇したのだが、いつも見られるボイルも今日は少なめ。場所を変えても反応なし。あきらめて１０：３０には納竿することにした。ラインを変えて爆釣！と密かにほくそ笑んでいただけに、また攻略法がわからなくなってきた。行くたびに魚達の反応が違うのでフライも絞りきれない。一筋縄ではいかないところがまた面白いのだけれどもね。