北海道トラウトパラダイス

今年初釣行は、冬の尻別川。
昨年末に十勝からニセコに移住したタッドさんと、ご一緒させていただきました。

先ずは、タッドさんのオウチへ向う。
実は、先日、遅ればせながらＥＴＣを付けたので、
早速ＥＴＣを使って札樽道を利用することにしました。

ゲートをくぐるときには、料金所のバーが上がらないんじゃないかと不安でしたが、
無用な心配をよそに無事通過。
通勤割引で料金は半額だし、
停車中の現金払いの車を横目にストレスフリーで通過できるし、これは便利だねぇ。
もっと早く付けとけばよかった。
でも、なんだか金払って、道路公団の渋滞解消策に協力しているようで、
気が進まなかったんですよね。



道中、路面は完全にドライ。まるで道東を走っているよう。
豪雪地帯のニセコも今年は雪不足。
おかげで、予定よりもかなり早くタッド家に到着。
タッドさんとは一昨年の屈斜路湖以来。

タッドさんを乗せて一路尻別川へ。
事前に、尻別川マスターのＹｕｎさんから情報をいただき、下流のポイントに入る。

Ｔ．Ｆ．Ｏ＆ミッドスペイを操るタッドさん。
実のところ本命は、スティールですね。



さて、私はというと、
３０ｍほど釣りくだり、フライを流しきったところで、ラインをリトリーブすると、
ゴンゴンとアメマス特有のヘッドシェイク。
来ました、今年初、そして尻別川下流部初のアメマス。
サイズは今ひとつですが、ボウズも覚悟していただけに、これは嬉しい。



この後、タッドさんにもＨＩＴ！
私も、最初の一匹と同じようなサイズを追加し、午前中の釣りを終了。

辛みそラーメンを食べて、体も温まったとところで、午後の部開始。
午後は、ポイントを移し、Ｙｕｎさん、ＳＨＵさんと合流。
お二人とは、昨年末の十勝川以来。

「どうですか？」
「アタリもないですねぇ。実はここではイイ思いしたことないんですよ」

この様子だと、あまり期待できないかなぁと思いながら、
お二人の後について釣り下る。



・・・と、Ｙｕｎさんのロッドが弧を描いている。
たった今、イイ思いしたことないって言ったばかりなのに（笑）
結構な引き、もしかしてスティールヘッド？
ＳＨＵさんとともに駆け寄り、ネットに入った銀色の魚を覗き込む。
なんと、こんな時期にギンピカのサクラが咲いている。
暖冬のせいなのかなぁ、まだ１月末ですよ。



Ｙｕｎさん、ＳＨＵさんは一足早く帰宅。
そりゃそうです。早朝からウミアメ釣った後に、尻別ハシゴしているのですから。

この後、タッドさんと釣り下るも反応無し。
まぁ、これが、この時期の釣りなんでしょう。
1月末に川でロッド振れるだけでも、ありがいというものです。
帰りには、タッド家で、おいしいコーヒーとチョコクッキーをいただき、
心も体も温まったところで帰路につきました。

タッドさん、Ｙｕｎさん、ＳＨＵさん、今日はお疲れ様でした。
次回、春の尻別でデッカイの狙いましょう。
その前に、また行っちゃうかもしれませんが・・・