台風の後のいつもの川
8月の台風の後、初めて近くの渓流に入った。ところどころに増水の痕跡が残っていたけれど、川の流れは変わっていなかった。ただ、虫の数と、それにつれてライズの数が減ったのは増水の影響か、秋になったせいかはわからない。まずはエルクヘアカディスを結んで、いつものポイントを流してみると早速反応があって一安心。
水温が低いせいか、ドライへの反応が悪いので、ルースニングに切り替えると、反応がよくなった。バレる魚が多いのは、サイズが小さいのと活性が低いせいでしょう。ここ数日気温が急に下がって、水温も結構低くなっていた。
水量は少なく、水はクリア。もう少し水があってもいいかなという感じ。ポイントに近づいた際に何匹かの魚に気配を察知されて逃げられた。まぁ、私がうかつに近づいているのが悪いんだけれど。
ところどころ紅葉が始まっている。真っ赤に染まった山々の中で釣る季節もいいんだよなぁ。水面が落ち葉で覆われて釣りにならない時もあるけどね。
珍しくアメマスも姿を見せてくれた。本来、この川の住人は君だったはずだよね。大河でデカい魚を狙うのも豪快でいいけれど、繊細な渓流の釣りもやっぱり楽しいもの。フライフィッシングはいろんな楽しみ方があるから奥が深い。
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